この記事では、日本産機新聞に掲載されている機械工具上場商社11社のEC化動向について解説します。
日本の20倍以上の製品数!アメリカの商品情報管理システム(PIM)事情
この記事では、日本とアメリカのソフトウェア比較サイトの商品情報管理システム(PIM)カテゴリに掲載されている製品数の違いを解説します。
アメリカでトップ3の製品比較サイト
アメリカではソフトウェアを比較・検討する際に、G2、Capterra、GetAppというサイトが有名です。
例えば、Ripplingというアメリカのデカコーン・スタートアップはそのウェブサイトのトップでこれらの比較サイトでの評価を掲載しています。いかに比較サイトでのレビューが重要であるかが分かります。
アメリカの製品比較サイトでの製品数
商品情報管理システム(PIM)のカテゴリに掲載されている製品数は次の通りです。
米国比較サイト | PIMカテゴリ掲載数 | サイトURL |
G2 | 176 | https://www.g2.com/categories/product-information-management-pim |
Capterra | 174 | https://www.capterra.com/pim-software |
GetApp | 137 | https://www.getapp.com/project-management-planning-software/pim |
合計 | 487 |
PIMはECの成長に合わせて製品カテゴリとして伸びていると言われていますが、EC比率の高いアメリカのG2ではすでに176個ものソフトウェアが紹介されています。
日本の製品比較サイトでの製品数
対する日本では、PIM掲載の製品数は以下の通りです。比較サイト自体は日本にも数多くありますが、PIMカテゴリを持っているサイトは限られています。
日本比較サイト | PIMカテゴリ掲載数 | サイトURL |
ITreview | 13 | https://www.itreview.jp/categories/pim |
ITmedia “ITセレクト” | 6 | https://www.itmedia.co.jp/itselect/inventory-management/article/7417/ |
アスピック | 3 | https://www.aspicjapan.org/asu/service/list/pim |
合計 | 22 |
最も多いITreviewで13個のプロダクトの紹介にとどまり、日米差は465製品、なんと22倍以上の差があります。
日本はBtoC、BtoB ECの比率は着実に伸びていっていることを勘案すると、日本のPIM市場はこれから成長することが多いに期待されます。
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