日本の製造業「デジタル敗戦」とその対策として経産省が提唱しているスマートマニュファクチャリングについて解説します。
「製造DXスタートアップ カオスマップ」と50年以上変わらないセールス・マーケティング
この記事では、スマートマニュファクチャリングを推進する製造DXスタートアップ カオスマップについて解説します。
製造DXスタートアップ カオスマップとは
一般社団法人製造DX協会が2025年3月に日本式製造DXに関連するサービス・ツールをまとめた「製造DXスタートアップ カオスマップ <2025年度版>」を公開しました。以下、製造DX協会サイトより転載。
販売・アフターにはaperzaの記載がありますが、2024年3月に機械工具上場商社・日伝により100%子会社化されています。未上場の急成長企業という狭義の意味でのスタートアップは、現在、製造DXスタートアップ カオスマップには存在しないことになります。
50年以上イノベーションが起きていない製造業のセールス・マーケティング
現場が強い日本の製造業では、設計開発、調達、製造のプロセスにおいては、CADや図面管理、FA(ファクトリーオートメーション)などの導入が進み、生産性の向上が進んでいます。
一方、商品情報は紙カタログや展示会で流通し、注文や見積もりといった取引情報はFAX、電話でやり取りされるなど50年以上にわたり、業務変革が起きていません。
AIによる商品情報、取引情報の自動データベース化
monolyst(モノリスト)は製造業向けAIセールスプラットフォームを提供しています。
アナログ業務をまるっとAIに任せ、人間は自分たちにしかできない業務に集中できるよう、monolysは製造業のセールス・マーケティングのDXを支援します。