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title: 楽天・Yahoo!店長が自社Web受注システムの立ち上げを任されたら最初に読む記事
description: 楽天・Yahoo!店長がBtoB EC（クローズドWeb受注システム）の立ち上げを任されたら最初に読む記事｜システム全体像から商品マスタ整備・運用まで
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  ### **部署・業務別**

  **EC・通販事業部向け**
  
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  **商品マスタ管理課向け**
  
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  **営業業務向け**
  
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  **営業部向け**
  
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# 楽天・Yahoo!店長が自社Web受注システムの立ち上げを任されたら最初に読む記事

[**monolyst株式会社**](https://corp.mono-lyst.com/knowledge/author/monolyst株式会社) 2026/11/06 16:41

![\<span id="hs\_cos\_wrapper\_name" class="hs\_cos\_wrapper hs\_cos\_wrapper\_meta\_field hs\_cos\_wrapper\_type\_text" style="" data-hs-cos-general-type="meta\_field" data-hs-cos-type="text" \>楽天・Yahoo!店長が自社Web受注システムの立ち上げを任されたら最初に読む記事\</span\>](https://corp.mono-lyst.com/hubfs/%E8%A8%98%E4%BA%8B%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%AB.png)

「来期から取引先向けのWeb受注を始める。楽天とYahoo!を回してきた君に任せたい」

工具・建材・自動車部品の卸で、こうしてBtoB ECの立ち上げを任される人が増えています。モールでの商品登録、画像加工、CSVでの一括更新。その経験は確かに活きます。

ただし、基幹システムを開いた瞬間に気づくはずです。商品は数十万SKUあるのに、入っているのは品名・品番・価格だけ。仕様も画像もありません。目指すのはモノタロウのような商品ページなのに、その材料が社内のどこにもないのです。

この記事は、そうした担当者が最初に読むためのガイドです。立ち上げの前に知っておくべきことを、順番に整理します。

### この記事でわかること

- なぜ今、卸が相次いでBtoB ECを立ち上げているのか
- 楽天・Yahoo!の経験が活きる点と、通用しない点
- 何から手をつけるか（検討手順7ステップ）
- 必要なシステムと、入れなくていいシステム
- 仕様と画像の集め方、価格改定とカタログ改版への対応
- 基幹を含む既存システムとの連携の考え方

### 第1章　なぜ今、工具・建材・自動車部品の卸でBtoB ECの立ち上げが相次いでいるのか

理由はひとつではありません。受注現場の人手不足、取引先の購買行動の変化、価格改定の頻発、そして2028年末の回線の期限。この4つが同じ時期に重なっています。

#### 1-1. 受注現場の限界：人手不足と、FAX・電話・メール受注の非効率

卸の受注は、今もFAX・電話・メールが中心です。手書きのFAXを読み取り、品番を確かめ、基幹システムに転記する。読めなければ折り返し電話をかける。この作業が毎日、締め時間まで続きます。

試しに計算してみます。1日200件の注文を1件平均5分で処理すると、毎日約17時間。年間240日稼働なら年間約4,000時間で、受注担当2〜3人分の仕事になります。入力ミスによる誤出荷、返品、お詫びの電話はこの数字に入っていません。（件数と処理時間は自社の実数に置き換えてください）

もうひとつの問題は属人化です。「あの工務店のいつものビス」「この品番は後継品に変わった」といった知識は、ベテランの受注担当の頭の中にしかありません。その人が退職すれば、知識ごと消えます。採用しようにも、人が集まらないのが実情です。

#### 1-2. 取引先の購買行動が「モノタロウ基準」になった

工務店、整備工場、販売店の購買担当も世代が変わりました。若い担当者は、スマホで仕様を調べ、画像で確かめてから発注します。紙のカタログをめくってFAXするより、そのほうが速いからです。

取引先が求めているのは、次のようなことです。

- 品番や型式ですぐに商品を探せる
- 寸法・材質・適合車種などの仕様をその場で確かめられる
- 自社の仕入れ価格、在庫、納期がすぐにわかる
- 夜間や休日でも発注できる

この体験を提供できない卸は、「面倒な仕入れ先」と見られ始めています。

#### 1-3. インフレ定着で価格改定が毎月起きる時代に、紙の価格表とFAXでは追いつかない

数年前まで、価格改定は年に1回、総合カタログの改版に合わせて行うものでした。いまは原材料、物流費、人件費の上昇を受けて、メーカーからの改定通知がどこかのメーカーから毎月のように届きます。

紙の価格表や年版のカタログは、発行した瞬間から古くなります。取引先は古い価格で見積もりを組み、受注後に「価格が違う」という問い合わせが増えます。Webなら、常に最新の価格を取引先ごとの掛率で見せられます。

#### 1-4. 2028年末のINSネット終了とEDIの見直し期限

NTT東日本・西日本のISDN回線「INSネット」は、2028年12月31日でサービスを終了します（[NTT東日本](https://business.ntt-east.co.jp/content/migr/)）。この回線でメーカーや大口取引先とEDIをつないでいる卸は、それまでに仕組みを作り直す必要があります。

注意したいのは、INSネットの終了は「FAXがなくなる」という話ではないことです。一般的なFAXは通常の電話回線で動くので、2028年以降も届き続けます。だからこそ、EDIを作り直すこのタイミングで、FAXや電話で来ている中小取引先の注文もWeb受注に寄せる。受発注の仕組みをまとめて見直す好機です。

#### 1-5. 大手も中堅・中小も、すでに動き始めている

業界の大手卸は、ここ数年で相次いでBtoB ECを立ち上げています。

| 会社 | サイト | オープン | 特徴 |
| --- | --- | --- | --- |
| トラスコ中山 | [トラスコ オレンジブック.Com クロス](https://www.trusco.co.jp/lp/orangebook_com_cross/) | 2025年2月 | ユーザーが価格・在庫・納期を確かめて発注。支払いはいつもの販売店経由。承認フローも設定できる |
| 山善 | [teraido（テライド）](https://kyodonewsprwire.jp/release/202409307299) | 2024年10月 | 約700社のメーカー、200万点以上を掲載するものづくりの総合プラットフォーム |
| 渡辺パイプ | [シザいもん](https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000046508.html) | 2024年4月 | 建設業の人手不足への対策として開設。営業担当を介さずに注文から納品まで完結する |

 

大手だけの話ではありません。地域の中堅・中小の卸も、既存取引先向けのクローズドなWeb受注を次々に立ち上げています。取引先から見れば、大手のサイトで慣れた操作性が「当たり前」になります。対応が遅れるほど、比べられる場面が増えていきます。

> **コラム：なぜ楽天・Yahoo!の店舗運営責任者が担当に指名されるのか**
> 
> 工具や建材の卸の多くは、一般消費者や個人事業主向けに楽天市場やYahoo!ショッピングに出店しています。社内で「ECを動かしたことがある人」は、その店舗の責任者だけという会社は珍しくありません。商品登録、画像、検索、受注処理を全部知っているので、経営層から見ると「そのまま任せられる」と映るのです。ただし、BtoB ECはモールの延長線にはありません。その違いを次の章で整理します。

### 第2章　BtoB ECはBtoCモールと何が違うのか｜楽天・Yahoo!の経験が活きる点、通用しない点

モール運営の経験は「商品を見せる技術」としてはそのまま使えます。一方で、決済・価格・商品数・集客の4点は前提がまったく違います。

#### 2-1. 活きる点：商品ページ設計、検索・カテゴリ設計、画像の扱い、CSV一括更新の感覚

- **商品ページ設計**：何を上に置き、どの仕様を表で見せるか。買う人の目線で考える力はそのまま使えます。
- **検索とカテゴリ設計**：絞り込み項目やカテゴリの階層を設計した経験は、数十万SKUのサイトで大きな武器になります。
- **画像の扱い**：白抜き、サイズ統一、ファイル名のルール。モールで身につけた感覚がそのまま活きます。
- **CSV一括更新**：商品情報を「データで管理するもの」と捉えられるのは、社内では貴重な感覚です。

#### 2-2. 通用しない点①：決済（掛売・締め請求が中心で、クレカ決済はほぼ不要）

モールでは、クレジットカードやコード決済でその場で代金を受け取ります。卸の取引は違います。既存取引先とは口座を開いており、月末締め翌月末払いのような掛売が基本です。請求書は基幹システムから発行します。

つまり、ウェブ受注側に決済機能はほぼ要りません。必要なのは「注文データを正確に基幹へ渡すこと」です。

#### 2-3. 通用しない点②：取引先別価格・掛率・ロット・入数（バラ／箱／ケース）

モールの価格は全員共通です。卸では、同じ商品でも取引先ごとに掛率が違います。特定の取引先だけにネット価格を設定していることもあります。

単位も複雑です。ビスなら「バラ」「1箱100本」「1ケース10箱」が並存し、どの単位で売るかも取引先ごとに違います。この条件を正確に再現できないと、取引先は結局FAXに戻ります。

#### 2-4. 通用しない点③：SKU数の桁（数千点と50万点では運用設計が別物）

モール店舗では、売れ筋を中心に数千点を丁寧に作り込むのが一般的です。卸の基幹には、50万点を超える品番が入っていることも珍しくありません。

この桁になると、1点ずつ手で商品ページを作るやり方は成り立ちません。商品情報を「作る」のではなく、「集めて、仕組みで管理する」発想に切り替える必要があります。詳しくは第5章で試算します。

#### 2-5. 通用しない点④：集客より「既存取引先の移行」が勝負

モールでは、広告やセールで新しいお客さんを集めるのが仕事の中心でした。クローズドなBtoB ECのユーザーは、すでにFAXや電話で注文している既存の取引先です。

勝負どころは、その取引先にどう使い始めてもらうかです。営業担当の巡回時の案内、初回ログインの支援、FAXとの並走期間の設計が、広告よりも効きます。

#### 2-6. 自社はどの型か：クローズド型／セミクローズド型／オープン型の選び方

BtoB ECは、誰に見せて誰に売るかで3つの型に分かれます。

| 型 | 商品・価格の見せ方 | 主な目的 | 向いているケース |
| --- | --- | --- | --- |
| クローズド型 | ログインした既存取引先だけ | 受注業務の効率化 | FAX・電話の注文をWebに移したい |
| セミクローズド型 | 商品は公開、価格と購入は審査後 | 効率化＋新規開拓 | 既存を守りながら取引先も増やしたい |
| オープン型 | 誰でも価格まで見られる | 新規開拓 | モノタロウのような直販モデル |

この記事が想定しているのは、クローズド型から始めるケースです。卸価格を公開すると既存の販売チャネルとの関係に影響が出るため、まずは既存取引先の効率化から入るのが現実的です。

 

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[資料ダウンロードはこちら](https://corp.mono-lyst.com/knowledge/b2b-ec-launch-guide#form)

 

### 第3章　何から手をつけるか｜BtoB EC立ち上げの検討手順7ステップ

最初に決めるのは、カートやベンダーではありません。目的、業務、商品情報の現状を固めてから、システムを選びます。順番を逆にすると、契約したあとで「取引条件が乗らない」「載せる商品情報がない」と気づくことになります。

1. **目的とKPIを決める** 
     - 受注入力の工数を何時間減らすか
     - FAX・メール・電話の受注比率を、いつまでに何%にするか
     - 新規取引先の獲得も狙うのか
2. **現状の受注業務フローと取引条件を棚卸しする** 
     - 掛率のパターン数、個別単価の有無
     - 締め日、支払条件、配送ルール、直送の有無
     - 受注から出荷まで、誰が何をしているか
3. **公開範囲と対象取引先・対象商品を決める** 
     - 全SKUを公開するか、定番品から始めるか
     - 最初に使ってもらう取引先をどこにするか
4. **商品情報の現状を棚卸しする** 
     - 基幹に何があり、何がないか（仕様、画像、カテゴリ、JAN、入数）
     - メーカーカタログの入手状況。ここが最大の工数になります（第5章）
5. **システム構成を決める** 
     - 受注サイト、商品情報基盤、基幹の役割分担（第4章）
6. **基幹連携の方式と頻度を決める** 
     - リアルタイム連携か、日次バッチか、CSVの手動取り込みか（第7章）
7. **取引先への移行計画を立てる** 
     - FAXとの並走期間、操作説明の資料、営業担当の巡回時の案内
     - 営業の評価制度も確認する。Web受注が営業成績に数えられないと、営業が案内してくれません

### チェックリスト：社内稟議・経営説明に必要な項目

- 現状の受注件数と、チャネル別の内訳（FAX／電話／メール／EDI）
- 受注入力にかかっている工数（人数×時間）
- 導入後の目標（Web受注比率、削減工数）と達成時期
- 公開する商品数と、商品情報整備の費用・期間
- システムの初期費用と月額費用（商品情報の運用費も含める）
- 基幹連携の範囲と、情報システム部門・基幹ベンダーの合意
- 取引先への移行計画と、営業部門の協力体制
- 価格改定・カタログ改版時の更新体制（誰が、どの頻度で）

### 第4章　BtoB ECに必要なシステムの全体像｜何を入れて、何を入れなくていいか

BtoB ECは「カートを入れたら完成」ではありません。基幹、商品情報基盤、受注サイトの3層で考えると、必要なものと不要なものがはっきりします。

#### 4-1. 全体構成図

基幹が価格・在庫・取引先の元データ、商品情報基盤が仕様・画像の元データを持ち、受注サイトは両方を合わせて取引先に見せます。注文データは受注サイトから基幹へ戻ります。

![btob-ec-system-architecture](https://corp.mono-lyst.com/hs-fs/hubfs/btob-ec-system-architecture.png?width=2280&height=1290&name=btob-ec-system-architecture.png)

#### 4-2. 基幹システム（販売管理・在庫・ERP）

価格、在庫、取引先、掛率、与信の元データです。受注データを受け取り、出荷指示と請求書を出します。BtoB ECのために基幹を入れ替える必要はありません。ただし、どのデータをどう取り出せるかは最初に確認します。

#### 4-3. BtoB受注システム（BtoB ECカート）

取引先がログインして注文する画面です。必要なのは、取引先別価格の表示、掛売での注文、品番を並べて一括注文するクイックオーダー、前回と同じものを頭む再注文、取引先社内の承認フローです。

#### 4-4. PIM（商品情報管理）

PIMはProduct Information Managementの略で、仕様・属性・カテゴリ・関連品番・後継品を一元管理する仕組みです。基幹の品番をキーに、「売るための情報」をぶら下げます。数十万SKUを扱う卸では、ここがサイトの品質を決めます。

#### 4-5. DAM（デジタルアセット管理）

DAMはDigital Asset Managementの略で、商品画像、図面、取扱説明書のPDFを管理します。どの画像がどの品番のものかを崩さずに持ち続けるのが役目です。PIMと別製品にすると、このひも付けの管理が二重になります。

#### 4-6. CMS

特集ページ、お知らせ、メーカー紹介、価格改定の案内など、商品以外のページを更新する仕組みです。受注システムに標準で付いていることも多く、立ち上げ時に別途導入する必要はあまりありません。

#### 4-7. CRM／SFA

取引先情報、営業の訪問履歴、問い合わせを管理します。Web受注が始まると、「どの取引先が何を見て、何を買っていないか」がデータでわかるようになります。営業の提案につなげるなら連携を検討しますが、立ち上げ時の必須ではありません。

#### 4-8. その他に検討するもの

- **サイト内検索エンジン**：50万SKUでは、品番・型式・あいまい検索が生命線。「M6×20」「M6x20」「M6-20」を同じものとして探せるかが問われます
- **AI-OCR**：Webに移らない取引先のFAX注文をデータ化し、転記を減らす
- **EDI**：発注システムから直接データを送ってくる大口取引先向け
- **与信・請求代行**：新規取引先の掛け払いを外部に任せる場合に使う
- **デジタルカタログ**：紙の総合カタログの代わり。営業が商談で見せるツールにもなる

#### 4-9. 入れなくていいもの

請求書払いが前提なら、クレジットカード決済を前提にしたBtoC向けのECカートや決済代行の契約は不要です。モール運営の感覚で「まずカートと決済を決める」と、不要な機能に費用を払い、必要な掛率や入数の設定ができない、という逆転が起きます。

予算をかけるべきは、決済ではなく商品情報と基幹連携です。

#### 4-10. 構築方式の比較

| 方式 | 初期費用の目安 | 向いているケース | 注意点 |
| --- | --- | --- | --- |
| ASP（クラウド型） | 数万〜数十万円 | 掛率パターンが少なく、日次CSVで回る | 独自の商習慣は吸収しきれないことがある |
| パッケージ | 数百万〜1千万円台 | 基幹連携や個別要件がある | カスタマイズ分、保守費も増える |
| フルスクラッチ | 数千万円〜 | 商流が完全に独自 | 期間が長く、属人化しやすい |
| 組み合わせ型 | 構成次第 | 商品情報基盤＋受注サイトを分けて選ぶ | ツール間の連携を誰が持つか |

費用は一般論的な金額感です。実際の金額は要件と規模で大きく変わります。

#### システム別の役割と要否

| システム | 役割 | 主なデータ | 立ち上げ時の要否 |
| --- | --- | --- | --- |
| 基幹（販売管理・ERP） | 取引と請求の元データ | 品番、価格、掛率、在庫、取引先 | 既存を使う |
| BtoB受注システム | 取引先の注文窓口 | 注文、アカウント、承認 | 必須 |
| PIM | 売るための商品情報の元データ | 仕様、属性、カテゴリ、関連品 | 数万SKU以上なら必須 |
| DAM | 画像・資料の管理 | 画像、図面、取説PDF | 必須（PIMと一体が理想） |
| サイト内検索 | 品番・型式で探す | 検索インデックス | 数万SKU以上なら必須 |
| CMS | 特集・お知らせ | ページ、バナー | 受注システムの標準で足りることが多い |
| AI-OCR | 残るFAXのデータ化 | FAX注文書 | FAX比率が高いなら推奨 |
| CRM／SFA | 取引先と営業活動の管理 | 取引先、訪問履歴、問い合わせ | 後からでよい |
| EDI | 大口取引先とのデータ交換 | 発注・出荷データ | 既存があれば2028年末までに見直し |
| 決済代行 | カード決済 | 決済情報 | 掛売前提なら不要 |

 

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### 第5章　最大の壁①：基幹には「品名・品番・価格」しかない｜仕様と画像をどう集めるか

BtoB ECの立ち上げで最も時間がかかるのは、システム構築ではなく商品情報の整備です。50万SKUを人力で整えると、計算上は10人がかりで26年かかります。

#### 5-1. なぜ基幹に仕様・画像がないのか

基幹システムは「売るため」ではなく「請求するため」に作られています。受注、出荷、請求、在庫引当に必要なのは、品名・品番・価格・入数くらいです。寸法も材質も画像も、請求書には要りません。

そのため仕様は、メーカーの紙カタログやPDF、営業担当の頭の中に散らばっています。これを品番ごとに集め直すのが、BtoB ECの本当の仕事です。

#### 5-2. 50万SKUを人力で登録すると何人月かかるか

画像の切り出し・加工、仕様の転記・整理、カテゴリ付け、チェックまで含めて、1SKUあたり1時間で試算します。

| 項目 | 数値 |
| --- | --- |
| 対象SKU数 | 500,000 SKU |
| 1SKUあたりの作業時間 | 1時間 |
| 総作業時間 | 500,000時間 |
| 人月換算（1人月＝160時間） | 約3,125人月 |
| 10人体制での期間 | 約26年 |
| 外注費（時給1,500円で計算） | 約7.5億円 |

しかも、これは初回登録だけの数字です。第6章で触れる価格改定やカタログ改版のメンテナンスは、毎年続きます。「人を集めて頑張る」という選択肢は、この桁では現実的ではありません。

#### 5-3. 情報の出どころを整理する

- **メーカーのPDF・紙カタログ**：最も情報がそろっている。ただし表や画像が複雑にレイアウトされており、そのままではデータとして使えない
- **メーカーサイト**：最新だが、ページごとに構造が違い、収集に手間がかかる
- **メーカー提供のデータ（Excel・CSV）**：もらえれば最も正確。ただし全メーカーから同じ形式でもらえることはまずない
- **業界データベース**：対象の業界や品目が合えば使えるが、カバー範囲に限りがある

現実には、「メーカーカタログを軸に、不足分を他で補う」形になります。卸の手元には、取引メーカーのカタログがすでに届いているはずです。

#### 5-4. 集め方の選択肢と比較

| 集め方 | 速さ | 費用 | 精度 | 継続性（改版への追従） |
| --- | --- | --- | --- | --- |
| 社内の人力入力 | 遅い | 人件費が大きい | 担当者でばらつく | 担当者が抜けると止まる |
| 外注（BPO） | 中 | 1SKU単価×件数で大きい | 仕様書次第 | 初回で契約が終わりがち |
| メーカーに依頼 | メーカー次第 | 低い | 高い | 形式がバラバラで統合が必要 |
| AIによるカタログ解析 | 速い | サービス利用料 | 人の確認と組み合わせて担保 | 新しいカタログを読み直せば更新できる |

数十万SKUの桁では、AIでカタログから一気に抽出し、人が確認・修正する形が現実的な選択肢になりました。人の仕事を「入力」から「確認」に切り替えることで、工数の桁が変わります。

#### 5-5. 項目設計：業種ごとに必要なスペック属性の例

集める前に、「取引先が商品を選ぶときに何を見るか」を基準に項目を決めます。

| 業種 | 属性の例 | 検索・絞り込みで重要なもの |
| --- | --- | --- |
| 工具 | サイズ、材質、対応規格、全長、重量、電源・電圧 | サイズ、規格、メーカー型番 |
| 建材 | 寸法、JIS規格、防火性能、色・仕上げ、改修か新築か | 寸法、性能区分、色 |
| 自動車部品 | 適合車種、型式、年式、純正品番、互換品番 | 適合車種、型式、純正品番 |

属性名と単位は先に統一します。「長さ」「全長」「L」が混在すると、絞り込み検索が機能しません。

#### 5-6. 優先順位のつけ方

50万SKUを一度に完璧にする必要はありません。次の順に整えると、早い段階から効果が出ます。

1. 受注件数の上位品目（受注の大半は一部の品番に集中していることが多い）
2. 問い合わせが多い品目（仕様を載せれば電話が減る）
3. 先行して使ってもらう取引先がよく買う品目
4. 残りの品番は、品名・品番・価格だけで先に公開し、順次拡充する

#### 5-7. 品番・画像のひも付けを崩さないための管理ルール

- 画像ファイル名で管理しない。品番と画像の対応はデータベースで持つ
- 1枚の画像を複数の品番で使う前提で設計する（サイズ違いのシリーズ品など）
- 画像の出どころ（どのカタログの何ページか）を記録しておく。改版や使用許諾の確認で必ず必要になる
- 廃番品の画像もすぐに消さず、後継品への案内に使う

### 第6章　最大の壁②：毎月の価格改定とカタログ改版にどう対応するか

商品情報は「一度登録したら終わり」ではありません。立ち上げ後に毎年発生する更新作業の量が、BtoB ECの総コストを決めます。

#### 6-1. インフレ定着で価格改定はどこまで頻繁になっているか

取引メーカーが数百社あれば、各社が年1回改定するだけでも、卸には毎月どこかのメーカーから改定通知が届きます。原材料や物流費の上昇で、年2回以上改定するメーカーも珍しくなくなりました。

改定通知の形式もバラバラです。Excelで届くこともあれば、PDFの新価格表だけが届くこともあります。

#### 6-2. 価格改定の流れ

1. メーカーから改定通知が届く（Excel、PDF、紙）
2. 対象品番と新しい仕入価格を抽出する
3. 取引先ごとの掛率をかけて、新しい販売価格を計算する
4. 基幹システムの価格マスタを更新する（適用日つき）
5. ECの表示価格を更新する
6. 取引先に改定を通知する

危険なのは2と3の手作業です。PDFから品番と価格を転記していると、桁の打ち間違いがそのまま請求書に出ます。また、基幹とECを別々に更新していると、「サイトの価格と請求額が違う」という最も信頼を損なう事故が起きます。

#### 6-3. 年1回の総合カタログ入れ替え

総合カタログの改版では、価格以外にも大量の変更が一度に発生します。

- **新規**：新しい品番の追加。仕様と画像を一から登録
- **廃番**：販売終了。ただし在庫がある間は売ることもある
- **後継品**：廃番品と新品番の対応づけ
- **仕様変更**：同じ品番で寸法や材質、入数が変わる

大切なのは、旧版と新版の「差分」だけを取り出して更新することです。全件を登録し直していたら、毎年第5章の試算と同じ工数がかかります。

#### 6-4. 廃番・後継品の案内を自動化する

BtoB ECの取引先は、「前回と同じもの」を再注文することが多い人たちです。品番が廃番になったとき、画面上で「この商品はありません」とだけ表示されると、取引先は電話で確認するしかありません。

廃番品と後継品をデータでひも付けておけば、「後継品はこちら」と自動で案内できます。問い合わせを減らし、他社への流出も防げます。

#### 6-5. 運用体制：誰が・いつ・どのデータを更新するか

更新作業は、担当を決めないと必ず止まります。以下は責任分担表（RACI）のサンプルです。R＝実行、A＝最終責任、C＝相談先、I＝報告先です。

| 作業 | 頻度 | EC担当 | 仕入・商品部 | 営業 | 情報システム |
| --- | --- | --- | --- | --- | --- |
| メーカー改定通知の取り込み | 毎月 | R | A | I | C |
| 掛率計算と基幹価格の更新 | 毎月 | C | A・R | I | C |
| EC表示価格の反映 | 毎月 | A・R | C | I | C |
| 取引先への改定通知 | 毎月 | R | C | A | I |
| 総合カタログの差分更新 | 年1回 | A・R | C | I | C |
| 廃番・後継品のひも付け | 随時 | R | A | C | I |

#### 6-6. 「立ち上げ」より「運用」にコストがかかる理由

立ち上げは一度きりですが、価格改定、新商品の追加、廃番対応は、サイトを開けている限り続きます。数年単位で見ると、初期登録より更新作業の工数のほうが大きくなります。

更新が滞ると、古い価格や廃番品が残ったサイトになり、取引先は使うのをやめてFAXに戻ります。システムを選ぶときは、「立ち上げられるか」より「更新し続けられるか」で判断します。

 

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### 第7章　最大の壁③：基幹を含む既存システムとどう連携して運営するか

連携で最初に決めるのは、方式ではなく「どのデータの元データをどこに置くか」です。ここが曖昧なままだと、同じデータを複数の場所で直すことになり、必ず食い違いが起きます。

#### 7-1. データの元データをどこに置くか

| データ | 元データ | 流れる方向 |
| --- | --- | --- |
| 品番、品名 | 基幹 | 基幹 → 商品情報基盤 → 受注サイト |
| 価格、掛率 | 基幹 | 基幹 → 受注サイト |
| 在庫 | 基幹 | 基幹 → 受注サイト |
| 取引先、与信 | 基幹 | 基幹 → 受注サイト |
| 仕様、属性、カテゴリ、画像 | 商品情報基盤（PIM） | PIM → 受注サイト、デジタルカタログ |
| 注文 | 受注サイトで発生 | 受注サイト → 基幹 |

原則は「お金と在庫は基幹、売るための情報はPIM」です。受注サイト側で価格を直接編集する運用は避けます。

#### 7-2. 連携パターン：API／CSV日次バッチ／手動アップロード

| パターン | 仕組み | 向いているデータ | 注意点 |
| --- | --- | --- | --- |
| API連携 | システム同士が自動で通信 | 在庫、注文 | 基幹側にAPIが必要。開発費がかかる |
| CSV日次バッチ | 決まった時刻にファイルを自動で受け渡し | 価格、取引先、商品マスタ | 反映は翌日になる |
| 手動アップロード | 担当者がCSVを出力・取り込み | 立ち上げ初期の注文データ | 件数が増えると属人化し、漏れが出る |

すべてをリアルタイムにする必要はありません。価格マスタは日次で十分なことが多く、在庫と注文は頻度を上げる、というようにデータごとに決めます。

#### 7-3. 受注データを基幹へ戻す経路と、FAX・EDI・ECの受注を一本化する考え方

Web受注を始めても、FAXもEDIもすぐにはなくなりません。そこで、どの経路から入った注文も同じ形のデータにして基幹に入れるのが理想です。

- **Web受注**：注文データをそのまま基幹へ
- **FAX**：AI-OCRで読み取り、人が確認してから同じ形式で基幹へ
- **EDI**：取引先のフォーマットを変換して基幹へ

こうすると、受注担当の仕事は「入力」から「例外の確認」に変わります。同じ注文が複数の経路から入る二重受注を防ぐルールも、この段階で決めておきます。

#### 7-4. オフコン・独自開発の古い基幹でも連携できるか

多くの場合、できます。APIがなくても、CSVの出力と取り込みに対応していれば連携は組めます。先に確認するのは次の3点です。

- 品番、価格、取引先マスタをCSVで出力できるか
- 注文データをCSVで取り込めるか。できなければ、取り込み機能の追加にいくらかかるか
- 基幹ベンダーの保守体制があるか（担当者の退職で誰も触れない状態になっていないか）

#### 7-5. よくある失敗：連携を後回しにして、受注増で現場が破綻する

「まずはサイトを開けて、連携はあとで」という進め方は危険です。Webの注文を手で基幹に打ち直していると、取引先が使い始めるほど受注担当の仕事が増えます。FAXを減らすためのプロジェクトで、受注担当が疲弊するという逆転が起きます。

最低でも、注文データを基幹へ自動で渡す経路だけは、公開前に用意してください。

### 第8章　解決策①：一般論として取れるアプローチ

3つの壁への対応は、「ツールを個別に導入する」「商品情報の整備を外注する」「小さく始める」の組み合わせが一般的です。それぞれに落とし穴があります。

#### 8-1. システムをツールごとに個別導入する場合

PIM、DAM、受注カート、検索、AI-OCR、デジタルカタログをそれぞれ専門の製品でそろえる方法です。

**メリット**

- 各分野で最も強い製品を選べる
- 一部だけを入れ替えやすい

**注意点**

- **ツール間連携**：PIMとDAM、PIMとカート、カートと基幹。連携の本数だけ開発と保守が必要になります
- **ベンダー管理**：不具合が起きたとき、どのツールの問題かを切り分けるのは社内の担当者です
- **費用の積み上がり**：月額費用がツールの数だけ掛け算で増えます

EC担当が1〜2名の卸では、この管理負荷が運用を圧迫しがちです。

#### 8-2. 商品情報の整備を外注する場合の注意点

初回の登録をBPO事業者にまとめて委託する方法もあります。立ち上げは速くなりますが、次の点に注意が必要です。

- 契約が初回登録で終わり、価格改定や改版の更新が社内に戻ってくる
- 外注先ごとに項目の入れ方がばらつき、あとから統一する手間がかかる
- どのカタログから取った情報かが記録されず、改版時に差分が取れない

外注するなら、「初回登録」だけでなく「更新の仕組み」まで含めて設計します。

#### 8-3. スモールスタートの考え方

全取引先・全商品で一斉に公開する必要はありません。

1. 定番品と、協力的な取引先数社で試験公開する
2. 注文から基幹取り込み、出荷、請求までを一周回す
3. 詰まった点（入数の表示、納期の返し方など）を直す
4. 商品と取引先を段階的に広げる

ただし、「商品情報の仕組み」だけは最初から数十万SKUを前提に選んでください。数千点向けの仕組みで始めると、商品を広げる段階で作り直しになります。

#### 8-4. 失敗しないベンダー選定チェックリスト

- 数十万SKUの商品と属性を管理しても、検索や更新の速度が落ちないか
- メーカーカタログ（PDF）から仕様と画像を取り込む手段があるか
- 価格改定やカタログ改版の差分更新に対応しているか
- 掛率、個別単価、入数（バラ／箱／ケース）を表現できるか
- 基幹とのCSV／API連携の実績があるか。古い基幹との連携経験はあるか
- 自社の商習慣に合わせたカスタマイズができるか
- 現場の担当者（エンジニアではない人）が日々の更新をできる画面か
- 同じ業界（工具・建材・自動車部品）の卸の導入実績があるか

 

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### 第9章　解決策②：monolystなら商品情報の収集から運用・サイト公開まで1つでカバーできる

第5〜7章の3つの壁を、個別のツールをつなぎ合わせずに解くのがmonolyst（モノリスト）です。

#### 9-1. monolystとは：工具・建材・自動車部品の卸に特化した商品情報基盤

monolystは、工具・建材・自動車部品の卸に向けた商品情報管理システムです。カタログのAI解析、スペック・画像管理、デジタルカタログをひとつにまとめています（[ITreview](https://www.itreview.jp/products/monolyst)）。

この3業種の卸には共通点があります。取り扱う商品点数が数十万点以上あり、その仕様の多くがメーカーカタログの中にしかないことです。monolystはこの前提から設計されています。

#### 9-2. 課題①への答え：カタログPDFをAIが解析し、仕様と画像を品番にひも付けて自動でデータ化

メーカーカタログの複雑なレイアウトをAIが解析し、テキストと画像を同時に抽出します。抽出した仕様と画像は、基幹の品番に自動でひも付けられます（[ITreview 製品情報](https://www.itreview.jp/products/monolyst/profile)）。

担当者の仕事は「1件ずつ入力する」ことから、「AIの抽出結果を確認・修正する」ことに変わります。第5章で試算した「1SKUあたり1時間」の前提そのものが変わります。

#### 9-3. 課題②への答え：価格改定・カタログ改版の差分更新と運用の効率化

新しい版のカタログや価格表を読み込めば、既存のデータと照合して変更点だけを更新できます。人がチェックするのは差分だけです。

全件の再登録も、PDFからの転記も不要になります。廃番品と後継品のひも付けも、同じ画面で管理できます。

#### 9-4. 課題③への答え：基幹とのCSV／API連携、受注サイトやデジタルカタログへの展開

品番、価格、在庫など基幹側のデータは、CSVまたはAPIで取り込みます。monolystで整えた商品情報は、受注サイトやデジタルカタログへそのまま展開できます。

第7章の原則どおり、お金と在庫は基幹、売るための情報はmonolystという分担です。基幹を入れ替える必要はありません。

#### 9-5. PIM・DAM・デジタルカタログ・FAXのAI-OCRまで1つにまとまる意味

| 必要な機能 | 個別に導入する場合 | monolyst |
| --- | --- | --- |
| PIM（仕様・属性の管理） | 専用製品 | 含まれる |
| DAM（画像・資料の管理） | 専用製品＋PIMとの連携 | 含まれる（品番と一体で管理） |
| カタログからのデータ化 | 人力または外注 | AI解析で自動化 |
| デジタルカタログ | 専用製品 | 含まれる |
| FAX注文のデータ化 | AI-OCR製品 | 含まれる |

導入企業の声として、総合卸のイシグロ様の担当者は次のように評価しています。以前はカタログのテキストと画像を別々に処理していたが、まとめてデータ化できるようになり、データベースへの格納が大幅に速くなった。品番と画像がひも付くので、「この画像はどの品番か」と迷わない。（[ITreview レビュー](https://www.itreview.jp/products/monolyst/reviews)）

#### 9-6. 自社の商習慣に合わせたカスタマイズ

掛率の持ち方、入数の表現、業種ごとの属性項目（適合車種やJIS規格など）は卸ごとに違います。monolystは、自社の商習慣や既存システムに合わせてカスタマイズできます。「標準機能に業務を合わせられず、結局手作業が残る」という事態を避けられます。

#### 9-7. 導入事例

[YUASA様導入事例](https://corp.mono-lyst.com/knowledge/case/yuasa)

[イシグロ様導入事例](https://corp.mono-lyst.com/knowledge/case/ishiguro)

[NaITO様導入事例](https://corp.mono-lyst.com/knowledge/case/naito)

### 第10章　よくある質問

#### 50万SKUを全部公開すべき？ 一部から始めるべき？

公開は全件、作り込みは一部から、が現実的です。品名・品番・価格だけでも品番検索で注文できるので、取引先にとってはFAXより便利です。仕様と画像は、受注上位の品目から順に充実させます。

#### 楽天・Yahoo!で使っていた商品データは流用できる？

一部は使えます。画像や商品説明文は参考になります。ただし、モール用のデータは一般消費者向けに作られており、商品名に訴求文句が入っていたり、セット商品になっていたりします。基幹の品番と対応していないことも多いので、そのままは使わず、品番単位で照合してから取り込みます。

#### メーカーから画像の使用許諾はどう取る？

卸とメーカーの間の取り決め次第です。取引契約や販売店向けの規約で、カタログ画像の販促利用を認めているメーカーもあれば、個別の申請が必要なメーカーもあります。主要メーカーから順に、営業・仕入担当を通じて確認します。画像の出どころを記録しておくと、この確認が楽になります。

#### 取引先がFAXをやめてくれない場合は？

無理にやめさせる必要はありません。まずは「Webのほうが便利」と感じてもらうことです。在庫や納期がすぐわかる、過去の注文から再注文できる、といった利点を営業が巡回時に実演すると効果的です。それでも残るFAXはAI-OCRでデータ化し、転記の手間だけでも減らします。

#### 既存の基幹がオフコンでも大丈夫？

CSVの出力と取り込みができれば、多くの場合は連携できます。確認すべき点は7-4にまとめています。基幹ベンダーには、早い段階で相談しておきましょう。

#### 立ち上げまでの期間と体制の目安は？

期間を決めるのは、システム構築より商品情報の整備と基幹連携です。社内体制は、EC担当1〜2名を中心に、仕入・商品部、営業、情報システムから協力者を一人ずつ決めておくと進めやすくなります。monolystのBPOを活用すると、スピーディにデータ整備を行うことができます。

### まとめ：BtoB ECの成否はカートより商品情報と運用で決まる

BtoB ECの立ち上げで、楽天・Yahoo!の経験は確かに武器になります。ただし勝負どころは、カート選びや決済ではありません。

- 基幹にない仕様と画像を、数十万SKU分どう集めるか
- 毎月の価格改定と年1回のカタログ改版を、どう更新し続けるか
- 基幹とどうつなぎ、受注をどう一本化するか

この3つを立ち上げの前に設計できれば、「開けたけど使われないサイト」にはなりません。人手不足、2028年のINSネット終了、大手卸の相次ぐ参入を考えれば、着手は早いほど有利です。

monolystは、工具・建材・自動車部品の卸がこの3つの壁を越えるための仕組みです。まずはお手元のカタログで、どこまで自動化できるかを確かめてください。

> **【CTA】「BtoB EC立ち上げチェックリスト」をダウンロード** 本記事の検討手順7ステップ、稟議用チェックリスト、ベンダー選定チェックリストをまとめた資料です。

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